「きれいなフラワーアレンジメントをいただきました」
なんとシネマコラムニストの合木こずえさんから、校長室に飾ってくださいと、フラワーアレンジメントをいただきました。何と美しい花たちの競演でしょうか。黄色と緑色を基調とした、このアレンジメントは、今まで見たことがないような創造的な作品です。
校長室ギャラリーの「ひまわり」にもピッタリあいますし、部屋全体が輝くような気がしてきます。
「これ、どうしてここにあるのですか」
と聞いてくる先生もいます。
ちょうど、お昼休みに女子2名が、
「今度、校長室でお昼を食べながらお話をしてもいいですか」
と声をかけてきました。
「どうぞ、喜んで」
生徒たちと「お花見昼食」ができるかもしれません。(もちろんソーシャルディスタンスには気を付けます。)
合木こずえさんは、私が松本深志高校の演劇部の顧問をしていたときに、演技指導をお願いしてきました。合木さんの鋭い指導で、生徒たちの演技はいつも格段に伸びてきました。
そしてご実家の塩尻の映画館(東座)で毎月行われるフロムイースト上映会が、地方で素敵なヨーロッパの映画を鑑賞できる、私にとって至福のひとときです。ドイツの歴史を題材にした映画で、かなり予備知識を必要とする映画を上映するときには、私がボランティアで映画解説を行ったりしてきました。
実は、中学時代の私の夢は「映画解説者」になることでしたから、合木さんのおかげで、私は年来の夢を実現できたことになります。さらに言えば、「大切な夢って、その職業につかなくても実現できるんだよ」と、私流のキャリア教育を生徒に伝えるようになったのも、この経験によります。
そんな恩人である合木さんから、エールとともにいただいたフラワーアレンジメントです。
合木さん、本当にありがとうございます!
素敵な映画のように、私も、時にスリリングに、時に息を抜き、時に圧倒的なヤマ場を作りながら、「感動」を創造できるように、頑張ります!