「生徒の授業評価をもとにした教員面談」
以前にこのブログで報告したように、毎年行っている生徒の授業評価について、具体的な評価項目を生徒の意見を聞きながら作りかえました。それをもとに授業評価アンケートをすべての授業で実施したのです。
今は、その集計データをもとに、本校の教員ひとりひとりと面談を行っています。どの項目について評価値が低くなっているのか、その原因は何か、評価値をあげていくためにはどうすべきか、などについて対話をしています。自由記述の内容にも生徒の思いが込められているので、丁寧に読んでいきます。
なかには、先生のねらいがうまく生徒に伝わっていないケースもありますし、生徒のほうがもう少し慣れていけば、授業の意図が実現するだろうというケースもあります。しかし多くの場合は、生徒の指摘する課題は、先生が修正していくべきものと言えます。
ちょうど生徒の皆さんが成績表をもらうときに担任と面談をするように、私も教員全員と丁寧に面談をしています。
やはり多くの先生に共通した課題は、いかに生徒の対話的な学びを実現していくか、いかに深い学びを実現していくかです。まさに教えることは学ぶことから始まります。日々の研鑽を積み重ねていきたいと思います。