「協働的な対話による授業づくり」
長野県の県立高校では、校長が先生方と一年間で最低3回は面談をすることになっています。全職員が「目標設定シート」という用紙に、教育活動の計画を記入して校長に提出し、それをもとに面談をするのです。
蘇南高校では先週から開始して、今週中に全員との面談が終了する予定です。
今回の面談では、生徒の学習成果をどう評価するかなど、授業のブラッシュアップ方法が、中心的なテーマとなりました。どう評価するかということは、どう単元を構成するかということと不可分です。
それぞれの先生方が今までどんな工夫を重ねてきて、そこにどのような課題を見出しているのか。そしてその課題をどう乗り越えていこうとするかを、一緒に考えました。面談がお互いにとって気づきのある対話になりえていると思っています。
授業をよりよいものにするために、どう努力をすべきか。このことが、単なる個人プレイに終わるのではなく、学校社会の協働的な対話によって進められていくことを、大切にしていきたいと思っています。