「時代の風を読む」
今日もおだやかな日常が流れていきました。南木曽の山々の新緑がまぶしいくらいに輝いています。放課後に友人たちと楽しそうに語り合っている生徒の笑顔もまた、輝いて見えます。
とはいえ、COVID-19の変異株の猛威は、長野県でも深刻な状態になりつつあります。
南木曽で学園生活を送っていると、世の中の雰囲気に気づくのが遅れてしまうこともありうるので、今日の帰りのSHRでは、あらためて感染予防の要点を全クラスで確認しました。
そして、いつ本校が臨時休校の事態になっても、オンライン教育に切り替えられるように、明日は日課変更を行って、6・7限目に家庭での授業の受信方法の確認をしておくことにしました。ZoomとGoogle-Classroomを併用しながら、学校と生徒の皆さんがいつでもつながっていられるようにする覚悟です。
本校のスローガン「開拓者精神」について、私はことあるごとに、「未来の人々の幸せを想像して努力すること」だと生徒に語りかけてきました。
教職員の側には「時代の風を読んで先手を打つこと」だと語りかけてきました。厳しい時代だからこそ、時代の風をどう読むか、自分たちが常に試されています。