「木曽路わたし市とわたしの夢」

蘇南高等学校長

2021年06月28日 21:20

 土曜日に「木曽路わたし市・南木曽編」の記念すべき第一回が南木曽駅前のゲストハウス「マウンテン」で開かれ、私と小林先生(総合学科主任)が出かけてみました。

 南木曽町内で3軒のゲストハウスを経営する「フォークロア」の熊谷さんのご尽力で実現した企画です。
 店の入り口では、飯田のWaratteさんが淹れる珠玉のコーヒーを楽しみ、店の中では、個性的かつ魅力あふれる古本市を楽しみます。私は外国小説と木曽の歴史計3冊を購入。「フォークロア」さんが制作した藍染めの手拭いを購入できたのも大きな収穫でした。天然の藍の色合いはまさに幻想的。
 実は「マウンテン」に入ったのは、今回が初めてでした。テラスに行くと、なんと蘇南高校が真正面に見えます。普段、国道からだと樹々の間のバックネットくらいしか見えないので、自分の学校がこのように見えたことに感動してしまいました。ここで職員の懇親会が出来る日が来ることが待ち遠しい。

 「木曽路わたし市・坂下篇」も同じ日にやっていて、こちらにも出かけました。舞台は、中津川市坂下の古民家を再生した「カフェ42」。ここでも魅力的な方々との出会いを重ね、若くして農園を起業された方、膨大なレコードの音楽を楽しめるカフェを経営されている方、坂下の多様な方々が集える場を創造している方…などなど、わたし市に尽力する柴田さんの仲間の多彩さに感動したひとときになりました。

 この「わたし市」は木曽路の北にある贄川から福島など各地で同時開催されており、毎月実施されていくとのこと。
 ここで本校の生徒たちが、丹精込めた商品を販売できるようになればいいと、またひとつ夢を抱いています。