「大学時代の読書カードを発掘する」
今週末の蘇峡祭には、PTA展示の部屋があります。
そこに置く自分の思い出の品がないかと物置を漁っていて、久しぶりに再会したのが、35年前の大学時代につけていた読書カードでした。ワープロが出回りだした時代ですが、私は本を読むたびごとにせっせとメモをとり、いつのまにか、バインダーで15冊分になっていたのです。
インデクスを分野別につくり、バインダーには五十音順に整理しています。頭の中を図書館のようにしたいという思いがあったのでしょうね。
就職してからはカードを作ることはなくなりましたが、読んだ個別論文についてインデクスをつけてパソコンで管理することは、今でもやっています。
生徒に見せると、みんな目を丸くしてくれます。
「まじっすか」という反応が面白い。
読んだものの大半は忘れているから、ムダの多い学びです。でも今、論文を書いているときに、ふと大学時代の読書で考えたことが閃くから面白い。
まじっすかという問いかけには、この答えしかありません。――まじっすよ。