「祭の後の風景を語り合う」
「祭の後の風景が楽しみだ」と生徒会長が私に語っていました。
今日は、「祭の後の風景」について、蘇峡祭実行係長の前原さんと対話をしました。
前原さん
「中学の時は副委員長すらやったことがなかった私が、生まれて初めて、みんなを仕切る体験をしました。想像を超えて大変でした。アイデアだったらポンポン出てくるんですけど、企画を実際にカタチにしようとすると――コロナ対策から始まって――とても多くの壁が立ちふさがってきます。
くじけそうになったけど、そのうち話し合いを重ねていけば、打開策に気づけて、何とかなるって思えました。何かの先頭に立つということは、こういうことなんだって、わかりました。
文化祭を終えて、学校の“学年を超えたつながり”が確かに生まれたと感じています。体育祭、全校企画、色々なことを、学年をこえたグループで行いましたから。
私自身は、責任感をもてるようになりました。責任感をもう少し具体的に言うと…挑戦すること、かな。」
実は、文化祭を通じて、私は「前原さんって、こんなに全校を仕切れる生徒だったんだ」と、とても新鮮に思っていました。
思いつくことはカンタンだけど、カタチにするのは難しい。そのときに対話を重ねて壁をのりこえていくことを生徒たちは学び、あの文化祭の日々を創り出していったのだと、今日、改めてわかったのでした。