「第2回ブリコラージュ賞を呼びかける」

蘇南高等学校長

2021年09月07日 14:43

 本校は、今日まで短縮日課で、明日から通常日課となります。ただし部活動は、長野県教育委員会の方針により、大会直前のクラブ以外は禁止です。
 今日の帰りのホームルームの時間に、校長の放送講話を行いました。①コロナについての改めての注意喚起、②オンライン学習に生徒がいかに頑張ったかについての評価、③第2回ブリコラージュ賞、④先日の代行バスを走らせるにあたっての人々の努力への感謝…の4点についてです。

 ①について言うと、本校の生徒のうち、2回または1回のワクチン接種を済ませた人は6割、10月末までに接種予定の人を入れると8割になります。木曽・中津川地域では接種が進んでいることがわかります。(もちろん接種しない人への配慮もしたスマホによる調査の結果です。)
 今日、私が生徒に語ったのは、2回接種をしてもコロナにかかる場合があるし、そのときに症状は比較的軽いけれども、口から出るウイルスの量は未接種の人と差がないという研究結果が出ているということ。つまり、ワクチン接種はコロナ予防である一方で、よりうつし易くなっている面もあるのです。だから感染予防が引き続き大切。

 ③の第2回ブリコラージュ賞について言うと、自宅にいる時間が長くなるのならば、それを逆手にとって、今しかできないことに取り組んで応募しようという、校長主催のコンクールです。
 今日も、こんなことをやっていますとか、こんなことをやってみたいと、校長室に来て話してくれる生徒がいました。
 ――いいねえ、ぜひ、取り組んでね。…と、励ましています。

 前庭の植栽は、紅葉が始まっています。急な秋の気配を楽しみつつ、コロナ禍のなかの対面授業を注意深く進めています。