「夜明けの太陽のもとで生徒を迎える」
クリスマス・イブの朝は、寒さが少しゆるみ、快晴でした。
ときどき、登校する生徒を昇降口のところで迎えて、あいさつをしています。生徒たちに「おはよう」と声をかけて一日が始まると、気持ちも明るくなるのです。
今日は、ちょうど南木曽岳の南側の肩に太陽がのぼるところでした。
朝日のもと、急峻な坂を、息をきらせながら生徒たちが登ってきます。それでも朝のSHR開始のチャイムが鳴る前には、みんなが昇降口に入っていきます。
だから遅刻取り締まりという感じではなくて、文字通り、「おはよう」とあいさつをかわすためのひとときなのでした。