「夢中になって追いかけるべきテーマを立てる学び」
いよいよ明日から第67回蘇峡祭です。
明日は、開祭式・体育祭・総合探究中間発表会です。スポーツと探究学の両方を深めていく1日になります。
総合探究中間発表会は、3年生が毎週金曜日の4・5・6限で学んでいる課題探究の3カ月間の成果を報告して、1・2年生と対話をします。
課題探究は、ひとりひとりの生徒が、自分のこれからのキャリアデザインのなかで大切にしたいこと(Will)と、地域や社会が直面している課題(Need)が交錯するところに探究テーマをたてて進めています。
このテーマを立てるまでが一苦労です。多くの関係者にインタビューをして、資料を集め、真に探究するに値するものなのかを吟味していきます。
今回の中間発表会は、テーマを定めて走り始めたというところまでの発表になるでしょう。
それでも南木曽の清流にホタルを舞うようにしたいというテーマをたてた生徒、先輩が行った水田の自動水量調節装置の実証実験を実際の水田で行おうとしている生徒、インバウンドの観光客が本当に知りたい英語の情報を南木曽町で提供する方法を探究している生徒など、みんなが面白そうなテーマを考えてきました。
12月の成果発表会までに、生徒たちは社会実践(Do)をして各自の探究をカタチにしていくことになります。
ちなみに写真は、今年度の蘇峡祭タオルです。シンプルなデザインで、これならば趣味の温泉めぐりに使える…と自分本位に嬉しがっています。