「文化祭第一日目に大縄跳びと探究発表会をともに楽しむ」
上野生徒会長さん、今井蘇峡祭実行係長さんの開祭宣言で、第67回蘇峡祭の幕が上がりました。
今日は、まず壮行会。インターハイ(徳島大会)に出場するバドミントン部、夏の大会に出場する野球部に拍手を贈りました。
続いて体育祭。酷暑のなかでの実施になることから、会場を体育館として、扇風機をフル稼働させ、出場者以外は冷房のきいた教室で待機させる方法をとりました。生徒の発案で、1・2・3年生がミックスする縦割りのクラス(紫団・赤団・黄色団・水団・ピンク団など)を新たに作り、全校の団結を深めました。そして最後にはすばらしい大縄跳びを見せてくれたのです。酷暑をはねのけました。(傍らで教員は体育館内の暑さ指数をたえず点検していました。)
午後は、総合探究中間発表会でした。3年生が課題探究の成果を発表し、全校の生徒が質問・感想などを自由に対話したのです。今日は、福島県立ふたば未来学園高等学校の林先生が視察にお越しくださり、私も林先生と一緒に生徒たちの発表を楽しみました。
南木曽をホタル舞う里にする探究をしている生徒たちは、ホタルの養殖の難しさに直面していることを報告してくれました。でも課題を列挙して優先順位をつけながら乗り越えようとしている姿勢がとても頼もしく見えました。他にも木曽ヒバから採取できるヒノキチオールを蒸留した商品開発を目指している生徒、窓の外の桟を自動掃除するロボットを開発している生徒、木曽谷の土石流の防災についてさらに有効な在り方を考えている生徒・・・それぞれとても面白かったです。
探究テーマのたてかたがとても進歩しているというのが第一印象でした。
夕方からは明日以降のクラス発表などのリハーサルを行いました。クラス担任・顧問が見守りながら、時間厳守、体調観察を徹底して、安全な文化祭を目指しました。
酷暑の中、心配は尽きませんが、生徒の皆さんの輝く笑顔を見ながら、文化祭は高校生活の最も大切な行事だと改めて思ったのでした。
明日からはいよいよ一般公開が始まります。ただしコロナ予防のために公開範囲を制限していますので、申し訳ありませんが、ホームページでご確認ください。皆様のお越しをお待ちしております。