「2年生が長崎修学旅行から元気に帰ってきます」

蘇南高等学校長

2022年11月11日 16:31

 修学旅行の4日め、2年生全員が体調を崩すことなくホテルを出発し、福岡県南部の水郷の城下町・柳川に行きました。
 川下りを楽しみ、名物の鰻セイロ蒸しをランチに楽しむという企画です。
 
 実は、「川」というと木曽・中津川に生活する者が想像するのは、激流の木曽川です。ゆえに高低差のほとんどない柳川の運河を船頭さんがゆっくり漕いで、のんびりと船旅を楽しむ「川下り」は、とても新鮮なのです。
 船頭さんとの会話を楽しみながら、生徒たちは柳川の美しい掘割の景色を堪能していました。橋の下を船がくぐるときなど、頭上すれすれになる、ちょっとしたスリルもあります。写真を見ると、結構すれすれ!






 下船すると今度は地面が揺れているように感じるのも面白いところです。
 
 これだけ4日間、食べ続けて、「もう鰻はおなかに入らない」と言うかもしれないと思っていましたが、学年主任からの報告によれば、「あっという間に食事を終えていました。重箱を覆うほどの鰻ではなかったので。」とのことですが、写真を見ると十分大きいと思います。これ以上の鰻だと、午後の長距離移動に差し支えたでしょう。




 一行は、15時に福岡空港を飛び立ち、16時15分にセントレア空港に帰着し、現在、バスで木曽・中津川に向っています。(蘇南高校の麓の天白公園には、19時50分の到着予定です。)

 折しも今朝の信濃毎日新聞には、コロナ第8波について「再拡大、県また難局」という大きな記事が掲載されていました。県内の小中高校の学級閉鎖の数は、第7波をすでに超えているとのこと。きわどいタイミングでしたが、この厳しい時代に、3年連続で予定どおり長崎修学旅行に生徒を参加させることができたことに、胸をなでおろしています。
 引率した教職員をねぎらいたいですし、何より生徒の皆さんに「よく頑張りました。皆さんは素晴らしい生徒たちです」と、拍手を贈りたいと思っています。

 そして保護者の皆様に、心より御礼を申し上げます。皆さまのご支援の賜物です。本当にありがとうございました。