「蘇南高校・健康寿命100歳プロジェクト」
校長の重要な責任の一つは、教職員の健康を守ることです。
先日、職員の健康診断をしてくださった校医の篠崎先生から「定年まで働ける健康を守る必要性」を説かれ、あらためて自分の努力不足を感じました。
平均年齢34歳の本校の若い先生方は、ランチを菓子パンやカップラーメンで済ませて、夜遅くに夕食をしっかりとる傾向にあります。その結果、健康診断で心配な点がいくつも見つかってきます。
そこで先週、職員会で篠崎先生からご指導いただいたことを共有し、「朝食とランチ」に食事のウェイトを移すべきことを訴え、栄養バランスのよい安価なランチを提供していただくべく、校長自ら南木曽駅前のお店に相談してまわりました。
その結果、従来から多彩なおかずを用意してくださっている橋本屋さんに加え、「若い先生たちのためならば!」と、スーパーの金沢屋さんとサンショップ・イシカワさんが週1回、魚や野菜などを意識した手作りお弁当を安価に作ってくださることになりました。
「校長先生も食べるんですよね」とイシカワさん。――そのとおりなのです。
こうして「蘇南高校・健康寿命100歳プロジェクト」が始まり、今週からランチの風景が一変しました。
こんな厚い焼き鮭をいただけるなんて! 鯖の煮つけにカキフライ! 原価計算、大丈夫かなあ・・・と、お店のことを心配しつつ、昼食休憩の時間に、南木曽のお店の温かな優しさのつまったお弁当をいただいています。
南木曽町のお店の皆さん、本当にありがとうございます。涙が出そう…