「笑顔・汗・夢を大切に、星まで高く飛ぶ開拓者」
昨日・今日と連続して、南木曽中学校・南木曽小学校の卒業式に来賓として出席しました。
これまでコロナ対策で来賓は大きく制限していましたので、私にとって初めての小中学校の卒業式体験でした。自分の小中学校のとき以来(!)かもしれません。
小中高とすべての卒業式を2週間のなかで経験して、人間が成長することのプロセスをまざまざと感じました。そしてそれぞれの段階が固有の価値を持っていて、どの段階でも子どもたちは輝いているんですね。
小学校の卒業生たちは、緊張しつつ精一杯「お別れのことば」で下級生に「前に進むこと」を呼びかけ、見事な合唱を披露してくれました。父母には「一緒に悩んでくれてありがとう」という言葉が届けられました。
中学校の卒業生たちは、あふれる感情に涙し、壁をのりこえるべく闘った3年間を振り返っていました。
蘇南高校の卒業生たちは、自信に満ちた表情を浮かべ、それぞれの人生に向って確かな足取りで歩んでいきました。
今日、南木曽小学校の松井校長先生は、式辞のなかの最後のメッセージとして次のような呼びかけをされました。
――島崎藤村のいろはがるたのなかに「星まで高く飛べ」ということばがあります。これからの皆さんは、星まで高く飛んで、「開拓者」を目指して歩んでいってください
私はこの言葉にとても心打たれました。「星まで・・・」は南木曽中学校の校歌の一節ですし、「開拓者」は蘇南高校のスローガンです。
南木曽町の三つの学校がスクラムを組んで、未来の担い手である若者をこれからもずっと育てていくからね、というメッセージでした。
私自身も、「笑顔・汗・夢を大切に、星まで高く飛ぶ開拓者」になれるよう、歩んでいきたいと思うのでした。