「学ぶ意義を確認しながら着実に学び続ける」
今日と明日は、1・2年生の「春期校内集中補習」です。
コロナ禍になる前は、1泊2日の学習合宿をしていたのですが、この3年間は、校内でしっかり時間をとって、補習講義と自学自習をくみあわせた「集中補習」の形にしています。
対象者は、4年制大学・短大・看護系専門学校を志望する生徒たちです。
教室をのぞいてみると、熱心に学んでいる生徒たちの姿を見て、とても心強い思いがしました。
「進学校」と言われる高校で起こりがちな、学年順位や平均点と自分の差に一喜一憂してメンタルをすり減らしていくようなことが、蘇南高校ではありません。
ひとりひとりが大きく違うので、友人との比較は全く問題ではないのです。努力している姿勢そのものがみんな尊いと言えます。――だから学ぶこと自体が、とても尊いことだという共通認識のうえに、高校生活がいとなまれていきます。
とても多様な生徒たちからなる、中山間地の高校の良さがここにあります。
それでいて、生徒たちの第一志望がきちんと叶っていく学校になってきました。
今年度の3年生は、特に就職・進学ともに全員が第一志望(または第二志望)に合格していきました。国公立大学・私立大学・短大・専門学校・公務員・民間企業・・・それぞれの希望する先にちゃんと合格できたのです。
学ぶ意義を確認しながら着実に学び続ける蘇南高校生は、輝いています。