「ベネッセSTEAMフェスタの代表チームに選ばれる」

 3月14日(日)に全国の中学・高校32校150名がオンラインでつながって、「実社会の課題解決につながる研究」の成果を発表する、「ベネッセSTEAMフェスタ」が開かれました。
 教科横断的な探究学習を意味する「STEAM(スティーム、science/technologyなどの頭文字からの造語)」を掲げたこの大会は、まさに東日本大震災の年から始まったので、今回で10回目。
 この節目の大会に、蘇南高校は初めて参加しました。

 3月21日(日)13:00から、代表11チームが発表する「ベネッセSTEAMフェスタ2021」が全国公開(オンライン)されます。なんと本校生徒がその代表11チームのひとつとして発表する機会をこのほど与えていただいたのです。

 ソーシャルイノベーション部門に応募した2年生のチーム「がくたとめい」による「南木曽ねこ認知度100%計画」という研究発表です。インターネットにつながれば、誰でもライブ配信を視聴できますので、是非、ご覧ください。フェスタの開催要項や視聴方法は、下記のハイパーリンクにてどうぞ。https://steamfesta.benesse.co.jp/s/pc/top.html

 蘇南高校の課題研究は3年次に行うので、2年生のこの時期は、1月から3月にかけて取り組んだ「課題研究のテーマをどのように見つけてきたか」という中間発表です。これをもとに「がくたとめい」チームは、3年生の学びをスタートさせることになります。本校の生徒が全国の場での発表の機会をいただけたのは、地域の魅力をうけつぎ、発展させようとして、地域のたくさんの大人たちと出会い、面白がって課題研究を進めていることが伝わったからであろうと思っています。

 「がくたとめい」チームは、あらためて21日に向けてプレゼンのブラッシュアップをはかっています。「南木曽ねこ」(知らない人は天然記念物の猫だと思うでしょう)を未来に受け継ぐべく、生徒たちは試行錯誤を繰り返しながら考察を進めています。
 全国の大勢の方々にむかって「南木曽ねこ」の魅力と可能性が伝わるよう、「がくたとめい」の「南木曽ねこ物語・序章」が幕をあけます。
「ベネッセSTEAMフェスタの代表チームに選ばれる」