「生徒のように登校してくるセキレイ」

 今日は、2年生が中部大学と電波学園の専門学校に研修に行くアカデミック・インターンシップを実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の「第5波」の影響により愛知県で感染が急拡大していることから、涙をのんで中止としました。生徒の安全が最優先です。
 
 というわけで、まったく別の話題のレポートです。

 蘇南高校は、昇降口を「生活圏」にしているセキレイがいます。
 大体、セキレイは住宅の近くに現れるものなのですが、このセキレイは特に生徒や教員に対する警戒感がありません。私の目の前で、跳びはねて昇降口に入ってきて、そのまま進んで片隅のクモの巣などを突きます。いい加減、捕食行動をとると、また、跳びはねながら「下校」していきます。

 どうかすると飛び立つ方向を間違えて廊下に入り込みます。
 一瞬、バタバタ窓ガラスに衝突するので、校用技師さんが捕まえます。するとまるで「よろしくね」と言わんばかりに、手のひらで静かにしています。手乗りセキレイのよう。
 外に出ると、何事もなかったように飛んでいきます。

 セキレイも蘇南高校の「ファミリー」です。
 
「生徒のように登校してくるセキレイ」