「新たな学びの支援体制をお知らせします」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年04月21日19:10
ここ数日、旅のこと、笑いのこと、本のことなど、このブログの話題をなるべく広げてきました。
それと並行して、新型コロナウイルス感染症の流行で一斉休校が長引いている現状において、本校の生徒の皆さんを支援する方策をかためるべく、先生方と汗を流してきました。
本日、第4期休校期間(4/27~5/6)の学習課題を各家庭にレターパックで郵送しましたので、そのなかに「『緊急事態宣言』を受けた本校の対応について(第2報)」という文書を入れました。本校の新しい教育内容をお知らせする内容です。
今週から岐阜県が全県立高校のオンライン学習を導入していくことを発表しており、わが蘇南高校の生徒も3分の1が岐阜県中津川市から通学しています。岐阜県の対応なども注視しながら、それと比べて見劣りしない支援策にしていきますので、ご安心ください。
蘇南高校「開拓者育成オンライン教育」と銘打ち、オンライン教育の一層の拡充をはかります。
1 学校が生徒とつながるための「ZOOMホームルーム」を全学年の全クラスで始めます。
2 丁寧に学習を進めるための「三重のオンライン教育」を順次始めます。
(1)単なる復習でなく、本来やるはずだった授業を「先に進むオ
ンライン教育」を開始します。
(2)(1)の課題に取り組みやすくするために、Youtubeを利用
した「ガイダンス授業」「お助け授業」を開始します。
(3)「未来を考えるオンライン教育」として、「産業社会と人
間」や「総合研究」の授業を同時双方向オンラインで進めて
いきます。これにより総合学科の本校の特色ある学びを守っ
ていきます。
これらを実現するために、この数日、本校の職員たちは、議論と試行錯誤を重ね、懸命に動いています。実は、今日郵送する中味は、昨日のうちにほぼ出来上がっていました。そこに、朝の主任連絡会で私が「さらに改良することが必要ではないか」と先生方に相談して、緊急職員会や係会、学年会などを重ね、夕方までに大幅に作り替えたのです。まさにブリコラージュをしました。
オンライン教育にはいくつもの準備が必要です。アプリをダウンロードしたり、スマホのGBを確認したり、そういった内容も丁寧な説明書を入れておきましたので、生徒と保護者の方が一緒に必ずチェックしてください。そしてお困りのことがあれば、学校に連絡をください。
生徒の皆さんへの「多面的な支援」も継続します。
1「気軽な電話窓口」
2「気軽な電話窓口・カウンセラー相談」
3「学校に置いてある私物の持ち帰り」
これらはお知らせをみてください。さらにもうひとつ新しいことをやります。
4 「温かな図書館」の開設
そうです。司書の先生と相談して本の貸し出しをすることにしました。どうやってやるの?と思いますよね。
私のアイデアのもとは、アフリカの歴史にある「沈黙貿易」です。昔、言葉のつうじない異国の商人と平和な貿易をするために、商人同士がお互いに会わず、決まった場所に商品とお金をおいて、納得したらそれを持ち帰るという「会わない貿易=沈黙貿易」をしていました。
そうなのです。昇降口のギャラリーの机の上が、会わない貸し出しの場所です。もちろん感染防止のために返却された本はきちんと消毒します。詳しいルールは、お知らせをみてください。
一斉休校の分散登校ができないという事態になってから、5日めで何とか作り替えてパワーアップしたものを生徒の皆さん、保護者の皆様にお知らせできることになりました。
「蘇南高校は負けません」と繰り返してきました。今日も同じ言葉を皆さんに語りかけます。
これからも本校は、職員一同、かたいスクラムを組んで皆さんに語りかけていきますので、どうかよろしくお願いいたします。
それと並行して、新型コロナウイルス感染症の流行で一斉休校が長引いている現状において、本校の生徒の皆さんを支援する方策をかためるべく、先生方と汗を流してきました。
本日、第4期休校期間(4/27~5/6)の学習課題を各家庭にレターパックで郵送しましたので、そのなかに「『緊急事態宣言』を受けた本校の対応について(第2報)」という文書を入れました。本校の新しい教育内容をお知らせする内容です。
今週から岐阜県が全県立高校のオンライン学習を導入していくことを発表しており、わが蘇南高校の生徒も3分の1が岐阜県中津川市から通学しています。岐阜県の対応なども注視しながら、それと比べて見劣りしない支援策にしていきますので、ご安心ください。
蘇南高校「開拓者育成オンライン教育」と銘打ち、オンライン教育の一層の拡充をはかります。
1 学校が生徒とつながるための「ZOOMホームルーム」を全学年の全クラスで始めます。
2 丁寧に学習を進めるための「三重のオンライン教育」を順次始めます。
(1)単なる復習でなく、本来やるはずだった授業を「先に進むオ
ンライン教育」を開始します。
(2)(1)の課題に取り組みやすくするために、Youtubeを利用
した「ガイダンス授業」「お助け授業」を開始します。
(3)「未来を考えるオンライン教育」として、「産業社会と人
間」や「総合研究」の授業を同時双方向オンラインで進めて
いきます。これにより総合学科の本校の特色ある学びを守っ
ていきます。
これらを実現するために、この数日、本校の職員たちは、議論と試行錯誤を重ね、懸命に動いています。実は、今日郵送する中味は、昨日のうちにほぼ出来上がっていました。そこに、朝の主任連絡会で私が「さらに改良することが必要ではないか」と先生方に相談して、緊急職員会や係会、学年会などを重ね、夕方までに大幅に作り替えたのです。まさにブリコラージュをしました。
オンライン教育にはいくつもの準備が必要です。アプリをダウンロードしたり、スマホのGBを確認したり、そういった内容も丁寧な説明書を入れておきましたので、生徒と保護者の方が一緒に必ずチェックしてください。そしてお困りのことがあれば、学校に連絡をください。
生徒の皆さんへの「多面的な支援」も継続します。
1「気軽な電話窓口」
2「気軽な電話窓口・カウンセラー相談」
3「学校に置いてある私物の持ち帰り」
これらはお知らせをみてください。さらにもうひとつ新しいことをやります。
4 「温かな図書館」の開設
そうです。司書の先生と相談して本の貸し出しをすることにしました。どうやってやるの?と思いますよね。
私のアイデアのもとは、アフリカの歴史にある「沈黙貿易」です。昔、言葉のつうじない異国の商人と平和な貿易をするために、商人同士がお互いに会わず、決まった場所に商品とお金をおいて、納得したらそれを持ち帰るという「会わない貿易=沈黙貿易」をしていました。
そうなのです。昇降口のギャラリーの机の上が、会わない貸し出しの場所です。もちろん感染防止のために返却された本はきちんと消毒します。詳しいルールは、お知らせをみてください。
一斉休校の分散登校ができないという事態になってから、5日めで何とか作り替えてパワーアップしたものを生徒の皆さん、保護者の皆様にお知らせできることになりました。
「蘇南高校は負けません」と繰り返してきました。今日も同じ言葉を皆さんに語りかけます。
これからも本校は、職員一同、かたいスクラムを組んで皆さんに語りかけていきますので、どうかよろしくお願いいたします。
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