「全国の先生方と語り合う」

 今日も、朝から「蘇南高校開拓者育成オンライン教育」の準備に先生方は取り組みました。やれることが次々に見えてきています。
 そして、今日は、ロッカーに置いてある荷物を取りに来ていい日でした。保護者の送迎がある場合にのみという限定をつけさせていただきました。3年生はほとんどの人が持ち帰りました。課題をやるためには、いったん持ち帰らないと…という声を聞きました。やはり生徒に出会うと、私たちもとても嬉しくなります。

 校用技師さんは、再び生徒が登校したときにピカピカの校舎で迎えるべく、床を研磨してくれています。廊下が輝き出しました。

 今日のブログのアップが遅くなったのは、これまで、全国の先生方とZoomで会議をしていたからです。岡山大学学長補佐の小村俊平先生が主宰する「学校休止中の『生徒の気づきと学びの最大化』プロジェクト」に参加し、この状況の中でどのような教育を構築するべきかを、全国の30数名の先生方と熱く語り合いました。蘇南高校で目指している教育についても情報提供するとともに、貴重なアドバイスをたくさんもらいました。
 今日は、職員会で「学校休止中の『生徒の気づきと学びの最大化』プロジェクト」の中間まとめを共有しました。今の本校の課題にとって、たくさんのヒントになるものだと思っています。

 今のような時代状況において、指示をただ待っているだけでは、責任ある教育が構築できません。誰だって、完璧には先が見えていないのです。教育行政の指導を尊重しつつも、自分たちの目指す教育がどうあるべきかは、自分自身でアンテナを世界に張り巡らし、積極的にたくさんの人と交流し、自分の頭で徹底的に考究していくべきなのだと思います。

 そしてそのことを先生方と対話し合い、さらには生徒・保護者の皆さんや地域の方々と対話し合い、今だからこそできる学びを構築していきたいと思うのです。
「全国の先生方と語り合う」