「対面双方向のホームルームを始める」

 今日からインターネットを利用したオンラインの双方向型ホームルームを始めました。
 Zoomを利用してクラスの生徒が、続々と担任の先生のパソコンの画面につながってきます。ひとり、またひとりと顔を見せてくれ、その都度「元気でやっていますか?」という担任の呼びかけが教室に響き渡ります。

 「元気でやっていますか?」「うん、大丈夫。」

 この何でもない会話が、顔と顔を見合わせてできることの何という幸せ!

 緊急事態宣言の全国拡大によって分散登校ができなくなったわけですが、翌週には、ホームルームで語り合うことができるようになりました。午後の職員会では、Zoomホームルームをさらにやりやすくするための工夫も紹介されました。対面しての面談、授業など、さまざまな応用ができるようになります。
 昨日からは、家庭学習の課題に取り組みやすくするために、動画配信を始めており、全学年あわせて9つの動画を生徒の皆さんに届けました。もちろん消化不良にならないように、学校全体で計画的に配信をしています。

 実は、今日のZoom開通は、こんな会話ができるようになったという意義が大きいと、私は思っています。

 「元気でやっていますか?」
 「あんまり…」
 「じゃ、あとでもう少し話そうか」
「対面双方向のホームルームを始める」