「アフター・コロナを見すえながら今を生きる」

 本日、生徒・保護者の皆さんに、臨時休業「第5期」を蘇南高校がどのように構築していくかについて説明するお知らせを郵送しました。

 本校としては、5月7日(木)~17日(日)までを休業期間「第5期」として予定し、県教育委員会からの追加決定によって、もし可能になれば、5月11日(月)からの学校再開にも備えるという方針をとります。11日の学校再開の有無については、GW中になる可能性が高いですが、県教育委員会からの指示をまってオクレンジャーにてお知らせします。
 休業期間「第5期」は、「蘇南高校・開拓者育成オンライン教育」の本格展開によって、これまでとは、皆さんの学び方が全く違ったものになります。

 休業期間「第5期」に向けて、生徒の皆さんに、私たちが闘う相手は、「コロナ」と「困難な時に人を攻撃してしまう心」と「投げやりになること」だということを強く訴えます。
 敵は「コロナ」だけではありません。全国で感染してしまった人が誹謗中傷され、医療・介護等に携わる方々が心無い警戒のまなざしを向けられてしまっています。今こそ「攻撃」より「心のつながり」です。今、Zoomのホームルームで語り合っているのは、その「つながり」を守る試みです。
 そして、休業が長引き、だらだらと過ごしていると、規則正しく生活することや学ぶことそのものが面倒臭くなってしまいます。それこそが一番の敵です。「アフター・コロナ」を想像してください。皆さんのご家庭も含めみんなが、日本全体の「新しい社会の形=今後もおこりうる感染症大流行に対応できる新しい社会」を想定しながら、必死に壊れた生活の再建をしていくことになります。蘇南高校の生徒の皆さんは、その新しい社会の形の主人公です。だから学びを投げ捨ててはいけませんよね。

 GW明けからの休業期間「第5期」は、登校しているように、決められた時間に机に向かって、皆さんのICT機器の画面を先生の画面とつないでください。そして登校しているように、授業に参加しましょう。そして「産業社会と人間」や「総合研究」の授業を中心に、今、私たちはどう生きるべきかを一緒に考えていきましょう。
 それは、「アフター・コロナ」への第一歩です!

 (付記:写真は南木曽駅のSL公園)
「アフター・コロナを見すえながら今を生きる」