「茶摘みをする」

 蘇南高校には、敷地の中に、なんと茶畑があります。(実は、私は、しばらくのあいだ、丈の低いアオキがなぜあるのだろうとトンチンカンなことを考えていました。お恥ずかしい。)そして「茶摘み」という学びが、年間行事予定表に位置付けられています。
 もともと南木曽町の南部に位置する田立地区がお茶の名産地です。本校の茶畑では、1年生と新任職員が、シーズンに茶摘みをして製茶工場に持ち込みます。加工されたお茶は、来客に提供されています。
 私は、昨日、初めて「意識して」味わいました。なかなかにおいしい。

 当然、新任職員である私も茶摘みをする資格があるのですが、残念ながら今日は工業校長会で上田千曲高校に出張でした。そこで1学年主任の市瀬先生にレポートをしていただきました。では、市瀬先生どうぞ。

……
 本日の茶摘みについてご報告いたします。

 本日の13時から14時の約1時間、1年生希望者26名と職員(1学年および新任)で茶摘みを行いました。
 集合後、校用技師の下浦さんから茶葉の摘み方(芯芽を含め上から三枚目の葉の下で摘み取る)について説明があり、その後、三密(向かい合わないよう)にならないよう間隔をとって茶摘みを始めました。
 雑談を通じて、生徒間はもちろんのこと、職員とのコミュニケーションも生まれ、楽しい時間を過ごすことができました。再開にむけ、貴重な時間だったと思います。

 最後に、女子生徒から、「南木曽に住んでいても、なかなか経験することができないので、貴重な体験でした。ありがとうございました。」
と感想とお礼の言葉がありました。
 その後、校長先生からいただいたお茶を受け取り解散となりました。暑い中の作業だったので、その場でガブのみしていました。お茶の差し入れありがとうございました。

 解散後、集めた茶葉を合宿所に運び、職員で選別作業を行いました。職員にとっても、蘇南ならではの貴重な経験だと思います。

「茶摘みをする」