「県議さんと“コロナをくぐりぬけた学び”について対話する」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年07月28日20:31
今日の朝は、教頭先生からの「JRが止まっているようです」という衝撃的な電話から始まりました。南木曽町は大した降雨ではなかったので、まさかの事態です。JRによれば、これまでの降雨の累加量で規制がかかっているとのこと。雨が続いている気象状況からすれば、今後も運転見合わせが続く可能性が大ですから、やむなく臨時休校の措置をとりました。
そして「学びを止めない」「100を0にしない」ために、朝の職員会で打ち合わせを行い、10時からZoomホームルームを行い、Classiなどを利用した家庭学習の指示を行いました。こうした組織的な対応は、本校の先生方はとても早い。そして万が一、明日もJRが運休する場合に備えて、Zoomによる授業の準備をしました。(これは本格的な時間割展開です。)
今日は、かねてから予定されていた長野県議会の「改革・創造みらい」の県議さんの視察の日でした。国道の通行状況はごく普通でしたので、「もし差し支えなければ南木曽自体は大丈夫ですのでお越しください」と私から申し上げ、北は中野市や長野市、千曲市から南は飯田市までの県議さん7名(小島県議さん、荒井県議さん、小林県議さん、高島県議さん、続木県議さん、中川県議さん、熊谷県議さん)が、県の南西部にある本校を訪問してくださいました。
様々な進路を目指し、様々な教科を学ぶ高校生が、しかも都市部ではない中山間地の高校で学ぶ高校生が、コロナの臨時休校をのりこえてどのような学びを積み重ねたのかを、じかに現場の教員や生徒と対話したいというのが、訪問の趣旨です。世の中の注目からこぼれおちてしまうかもしれない、しかし実は世の中の高校生の“ふつうの姿”を体現しているかもしれない本校の学びを、見に来てくださったのです。
第2波による臨時休校への備えとして何が必要なのか、豪雨の防災・危機管理のために何が必要なのかということについても深い対話をさせていただきました。ちょうど同じ時間帯にZoomホームルームをやっていたので、その様子も見ていただいたり、生徒会長の伊藤さんの意見発表を聞いていただいたりもしました。
これは私にとっても、同席した本校の教員たちにとって(そして生徒会長の伊藤さんにとっても)、本当にうれしいことでした。コロナと豪雨の日々の中で私たちが積み重ねてきた、小さな高校の大きな喜び、膨大な試行錯誤、未来への抱負といったものについて、県議さんお一人お一人がとても丁寧に耳を傾けていただき、そしてお一人お一人からたくさんの温かな提言をいただいたのです。
折しもコロナ第2波の足音がいよいよ高くなってきています。私たちにとって、今日が次のステージに向かう節目になるように思います。
実は5月の臨時休校中に、地元選出の大畑県議さん(自民党会派)にも本校にお越しいただき、コロナ臨時休校の真っただ中で本校が何に努力し、何を成果としてつかみつつあるのかについて、いち早く耳を傾けていただき、温かな提言をいただいています。(当時は県議会直前ということもありブログでの報告を自粛していました。)
木曽・中津川の子どもたちにとって本当に意味のあるコロナ時代の教育支援とは何かについて考えていかなければならないという、大畑県議さんの熱い思いを伺い、どれほど励まされたことでしょう。
対話は、前に進む元気を与えてくれる。このことを実感しています。
そして「学びを止めない」「100を0にしない」ために、朝の職員会で打ち合わせを行い、10時からZoomホームルームを行い、Classiなどを利用した家庭学習の指示を行いました。こうした組織的な対応は、本校の先生方はとても早い。そして万が一、明日もJRが運休する場合に備えて、Zoomによる授業の準備をしました。(これは本格的な時間割展開です。)
今日は、かねてから予定されていた長野県議会の「改革・創造みらい」の県議さんの視察の日でした。国道の通行状況はごく普通でしたので、「もし差し支えなければ南木曽自体は大丈夫ですのでお越しください」と私から申し上げ、北は中野市や長野市、千曲市から南は飯田市までの県議さん7名(小島県議さん、荒井県議さん、小林県議さん、高島県議さん、続木県議さん、中川県議さん、熊谷県議さん)が、県の南西部にある本校を訪問してくださいました。
様々な進路を目指し、様々な教科を学ぶ高校生が、しかも都市部ではない中山間地の高校で学ぶ高校生が、コロナの臨時休校をのりこえてどのような学びを積み重ねたのかを、じかに現場の教員や生徒と対話したいというのが、訪問の趣旨です。世の中の注目からこぼれおちてしまうかもしれない、しかし実は世の中の高校生の“ふつうの姿”を体現しているかもしれない本校の学びを、見に来てくださったのです。
第2波による臨時休校への備えとして何が必要なのか、豪雨の防災・危機管理のために何が必要なのかということについても深い対話をさせていただきました。ちょうど同じ時間帯にZoomホームルームをやっていたので、その様子も見ていただいたり、生徒会長の伊藤さんの意見発表を聞いていただいたりもしました。
これは私にとっても、同席した本校の教員たちにとって(そして生徒会長の伊藤さんにとっても)、本当にうれしいことでした。コロナと豪雨の日々の中で私たちが積み重ねてきた、小さな高校の大きな喜び、膨大な試行錯誤、未来への抱負といったものについて、県議さんお一人お一人がとても丁寧に耳を傾けていただき、そしてお一人お一人からたくさんの温かな提言をいただいたのです。
折しもコロナ第2波の足音がいよいよ高くなってきています。私たちにとって、今日が次のステージに向かう節目になるように思います。
実は5月の臨時休校中に、地元選出の大畑県議さん(自民党会派)にも本校にお越しいただき、コロナ臨時休校の真っただ中で本校が何に努力し、何を成果としてつかみつつあるのかについて、いち早く耳を傾けていただき、温かな提言をいただいています。(当時は県議会直前ということもありブログでの報告を自粛していました。)
木曽・中津川の子どもたちにとって本当に意味のあるコロナ時代の教育支援とは何かについて考えていかなければならないという、大畑県議さんの熱い思いを伺い、どれほど励まされたことでしょう。
対話は、前に進む元気を与えてくれる。このことを実感しています。
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