「そばの味と学びの味」

 昨日、今日と、真夏の猛暑が続いています。
 実は、昨日は、2年生の「経営ビジネス系列」を選択している生徒たちが、そばの栽培・加工・販売といった一連の課題研究を行うための最初の実習がありました。

 担当の商業科の楯先生からのレポートです。

 「夏の日差しが本格化した8月4日、2年生「課題研究」におけるそば実習として、栽培から製造・販売までの一貫した取組を行う学習が、いよいよ始まりました。そばを学習ツールにして、簿記会計・マーケティング・情報処理を「見える化」して学習を結びつけていく活動で、今回が第3期目(3年目)になります。
 7月下旬に予定していた事前学習が休校(大雨のため電車運休)により実施できなかったため、実習前には、南木曽町役場の服部様・JA木曽の小原様より講義をしていただきました。
 南木曽町農業委員の方3名と地域おこし協力隊の川本様のご指導・ご協力をいただきながら、参加生徒6名が、播種作業を行いました。」

…という魅力的な学習のスタートです。まずは、播種をしてそばの栽培から始めることになりました。
 そばが大好きで県内のそば屋をはじから訪問してきた私としては、どのようなそばの学習が展開されるのか、興味津々です。(実は、今晩の我が家の夕食は、冷やしかきあげそばでした。)

 生徒たちのそば学習は、そばの味だけではなく、学習からどんな気付きを重ねていくかが勝負になります。「学びの味」です。
 まずは、そばが野生の動物たちに食べられることなく、うまく育ちますように!

「そばの味と学びの味」