「3年生が大学入学共通テストの説明を熱心に聞く」

 いよいよこの時期になったという緊張感が教室にはりつめます。
8日(火)は、大学入学共通テストの説明会を大講義室で開催しました。進路がとても多様な本校のなかで、全体の4分の1の生徒が集まっています。

 冒頭で校長から激励のメッセージを贈りました。ここから先の大学入試は、ひとつの手続きミスも許されない厳しい世界になるので、「自分は守ってもらえる」という感覚から脱却すること。そして、入試というのは徹底した「他者と比較される」経験であるけれども、比較されることで不安に苛まれ苦しむのは、誰もが同じであるから、私たちは目の前のことを一つ一つ着実に学んでいくことが大切であること。この二つを3年生に語りかけました。
 英語4技能資格・検定試験の活用、記述式の導入など、この生徒たちは、教育行政の混迷に翻弄されてきました。それだけに、いよいよ試験本番に立ち向かっていく生徒たちの真剣なまなざしに、私は胸がいっぱいになります。

 そして鈴木先生から受験手続のことが詳しく説明され、3年生は要点をメモしながら熱心に聞き入っていました。

 3年生は朝や放課後の補習のほか、学習室を20時まで開設して受験勉強を支援しています。現役生の秋は、一気に受験学力が伸びる時期です。コロナ禍をくぐりぬけて、たくさんの逞しい学びの経験を重ねてきた3年生たちですから、きっと「秋の伸び」を実現するでしょう。
 3年生の皆さん、「きっとうまくいく(All is well)」!
「3年生が大学入学共通テストの説明を熱心に聞く」