「主権者教育としての生徒会選挙」

 今日は、午後に生徒会役員選挙の立会演説会と投票が行われます。
 昨日までに生徒会長・副会長などに立候補した生徒たち全員による演説と推薦人による応援演説がクラスごとに行われました。それぞれの生徒が、自分が当選したらどのような生徒会を創りたいのかをスピーチします。候補者は1年A組で演説をすると、次に1年B組に移動します。3日間かけて3学年すべてのクラスでの演説を終えました。まさに国政選挙の候補者たちが行う、ミニ演説集会の趣です。
 私も教室のうしろのほうで聞きましたが、自分の思いや願いを友人たちに訴えかける熱い語りに感心させられました。

 今日は全校が集まっての立会演説会を総括演説という凝縮した形で行い(コロナ対策で全校集会は30分以下にするのが本校の方針)、いつもはその場でおこなっている投票をクラスごとに変更して実施します。
 投票は、南木曽町の選挙管理委員会さんから国政選挙で使用されている投票箱をお借りして、国政選挙を連想させる手続きで行います。生徒会というのは、自分たちの社会を自分たちで創造するという大切な「主権者教育」の機会なのです。

 新たに誕生した新生徒会長さんたちと新たな対話ができることを、私は楽しみにしています。

「主権者教育としての生徒会選挙」