「地元市町村の代表の皆さんと本校のこれからを対話する」

 今日は、蘇南高等学校地元市町村協議会が、本校会議室にて開催されました。
 南木曽町・大桑村からは首長さん、議会議長さん、教育長さん、教育次長さん、そして中津川市からは教育長さん、指導主事さん、本校の同窓会長さん、PTA会長さんにお越しいただきました。まさに本校の「地元」の関係者の皆さんが勢揃いし、カナダ語学研修や蘇南アカデミー(多くの補習講座)への支援策を話し合っていただいたのです。
 あわせて4月から現在に至るまでのオンライン教育の導入、「100を0にしない」努力、評価の改革などの学びの充実策、課題研究発表会にいたる生徒の探究的な学び、新たに立ち上げた地域とのコンソーシアムや「ふるさと探究学」について私から報告し、出席いただいた皆さんからとても貴重なご意見、アドバイスをたくさんいただきました。

〇課題研究発表会のレベルが年々上がってきている。参観することがとても楽しみだ。地域としてしっかり蘇南高校を支える。
〇県境に位置する蘇南高校だからこそ、人と人との多様で素敵なつながりが作れる。
〇ふるさとを愛し、ここで暮らしてみたいと人生設計をするような生徒を是非育ててほしい。
〇家族が通学しているが、学校生活の何何が嫌だと聞いたことがない。是非頑張ってほしい。
〇多様な生徒をひとりひとり丁寧に育ててくれる蘇南高校をこれからも応援したい。
〇昨日の地域協議会のキーワードだった「地域と高校の連携」を一層進めてほしい。
〇木曽谷南部の子どもたちの学ぶ権利を蘇南高校が是非守ってほしい。

 ひとつひとつのご意見が、心に刻まれ、これからの本校の方向性であると思った次第です。
 今日、地元市町村の代表の皆様に報告をしながら、4月から本当に色々なことを生徒の皆さん、先生方と頑張ってきたと、あらためて振り返りました。そして地域とのコンソーシアムを来年度は大桑村や中津川市の北部地区の皆さんに広げていきたいという私の夢にも、温かなエールをいただきました。本当にありがとうございました。

 そして来週、再来週にかけて、それらの総決算のような大きな学びの企画が怒涛の如く続きます。「できるかな」と若干の不安があるのですが、今日の協議会で「できるよ、やってみてごらん」と地域の方々から背中を押してもらえたような気がします。
 
 あらためて本校を支援していただいている地域の皆様に、心からの御礼を申し上げます。
 いつも本当にありがとうございます。
「地元市町村の代表の皆さんと本校のこれからを対話する」