「手作りの地域協働の探究的な学びを目指して」
Posted by 蘇南高等学校長.
2020年12月14日18:31
先週の金曜日の総合研究発表会に関して、報告のつづきをもう少し書かせてください。
3年生の「総合研究」の生徒たちが、各自の課題設定にもとづいてフィールドワークやオンライン・インタビューを行うに際して、大きな役割を果たしたのが、「蘇南高校『探究的な学び』推進コンソーシアム」の委員の皆さんからの支援です。今年度、私の依頼を南木曽町役場と南木曽町商工会が快く認めてくださり、南木曽町役場「もっと元気に戦略室」の吉田さん、南木曽町商工会青年部長の高橋さん、地域おこし協力隊員の川本さんの3名が委員に就任しました。
蘇南高校は文部科学省や県教育委員会のモデル校ではありませんから、特別な予算はありません。だからコンセプトは、「お金はないが『つながり』はある」です。お金はないが手弁当の地域協働のコンソーシアムをつくることができると私は考えました。
Aさんが「〇〇」の問題意識をもっているのですが、誰かふさわしい地域の大人を教えてもらえますか…と私たちのメーリングリストに本校の教員が投稿します。すると3名の誰か(ときに3名全員)が、それならば□□さんがいますよ…と紹介してくれます。これが決定的に大切なことです。地域の様々な大人たちが、コンソーシアムの委員の支えを借りて、元「よそもの」の私たちに「見える化」されるようになったのです。
コロナ禍のなかで地域の行事が激減しているため、もうひとつのことが十分できなかったのですが、地域の皆さんから、〇〇をやりたいので協力してくれる高校生はいますか…という案内が、委員3名を通じて高校に届くことも、もっと推進していければと思っています。
そして来年度は、このコンソーシアムの委員のフィールドを、今の南木曽町からもう少し南北に広げ、大桑村と中津川市北部に広げていきたいと計画しています。そのことによって、さらに本校の「探究的な学び」の視野を広げて、学びが深まればいいと願っています。
写真は、エントランスに展示している3年生全員の研究です。ポスターにするとスペースがなくなってしまうので、縮小版です。総合研究発表会に登場した4班だけでなく、様々な力作がほかにもたくさんありますので、またあらためて報告していきたいと思います。
3年生の「総合研究」の生徒たちが、各自の課題設定にもとづいてフィールドワークやオンライン・インタビューを行うに際して、大きな役割を果たしたのが、「蘇南高校『探究的な学び』推進コンソーシアム」の委員の皆さんからの支援です。今年度、私の依頼を南木曽町役場と南木曽町商工会が快く認めてくださり、南木曽町役場「もっと元気に戦略室」の吉田さん、南木曽町商工会青年部長の高橋さん、地域おこし協力隊員の川本さんの3名が委員に就任しました。
蘇南高校は文部科学省や県教育委員会のモデル校ではありませんから、特別な予算はありません。だからコンセプトは、「お金はないが『つながり』はある」です。お金はないが手弁当の地域協働のコンソーシアムをつくることができると私は考えました。
Aさんが「〇〇」の問題意識をもっているのですが、誰かふさわしい地域の大人を教えてもらえますか…と私たちのメーリングリストに本校の教員が投稿します。すると3名の誰か(ときに3名全員)が、それならば□□さんがいますよ…と紹介してくれます。これが決定的に大切なことです。地域の様々な大人たちが、コンソーシアムの委員の支えを借りて、元「よそもの」の私たちに「見える化」されるようになったのです。
コロナ禍のなかで地域の行事が激減しているため、もうひとつのことが十分できなかったのですが、地域の皆さんから、〇〇をやりたいので協力してくれる高校生はいますか…という案内が、委員3名を通じて高校に届くことも、もっと推進していければと思っています。
そして来年度は、このコンソーシアムの委員のフィールドを、今の南木曽町からもう少し南北に広げ、大桑村と中津川市北部に広げていきたいと計画しています。そのことによって、さらに本校の「探究的な学び」の視野を広げて、学びが深まればいいと願っています。
写真は、エントランスに展示している3年生全員の研究です。ポスターにするとスペースがなくなってしまうので、縮小版です。総合研究発表会に登場した4班だけでなく、様々な力作がほかにもたくさんありますので、またあらためて報告していきたいと思います。
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