「木曽地域の高校の将来像についての意見・提案書が県教育委員会に提出されました」

 本日、原久仁男・木曽町町長を代表とする木曽町・南木曽町などの関係者の皆さんにより、「木曽地域の高校の将来像についての意見・提案書」が、長野県教育委員会の原山隆一・教育長に提出されました。
 原町長さんは、「意見・提案書を届けたことで区切りがついたわけではなく、ここからがスタートだと考えている」と決意を表明されました。原山教育長さんには、温かい言葉とともに意見・提案書を受け取っていただいたと、同行した松下・南木曽教育次長さんから私は提出時の様子を伺いました。

 意見・提案書の「おわりに」では、木曽地域で急激に進行する人口減少のなかの高校について、「協議会では、子どもの人数が減少しても、木曽地域を担う人材を育成していくことは永遠に課せられた責務であり、その一翼を担う県立高校の存在は欠かせないものであるという認識を共有することができました。」と私たちの基本的な立場をうたっています。
 意見・提案書にもりこまれた学びの改革については、木曽青峰・蘇南両校ともすでにさまざまなことに着手し始めています。まさに高校再編の議論は、議論する中からさまざまな実践のアイデアと人間関係がうまれ、未来に向けて歴史を刻み続ける本校のブラッシュアップをはかるチャンスになったと思っています。
 
 ぜひ、地域の皆様に、これからの蘇南高校の歩みをご覧いただき、未来をになう若者が成長する学びの場につながっていただきたいと、あらためてお願い申し上げます。
 そして意見・提案書にかかわっていただいた皆様に心から御礼を申し上げます。
「木曽地域の高校の将来像についての意見・提案書が県教育委員会に提出されました」