「前期選抜の合格発表をする」

 今日は令和3年度入学者前期選抜の合格発表でした。木曽谷は雪まじりの天候でしたが、予定通り13時に昇降口に合格番号一覧を貼り出し、ホームページにも掲載しました。

 合格した皆さんに、心から「おめでとう」の言葉を贈ります。四月の入学式で皆さんと、この天白台の学び舎で会えることを、とても楽しみにしています。そして皆さんの学ぶ日々はこれからもずっと続くのですから、残りの中学生活の日々、しっかり学習を続けてほしいと思います。
 学ぶということは、「高校に受かるため」「会社に入るため」のような「~のため」という目的を持っていますが、その奥には「生きること自体が学び続けることだ」という目的を超えた「私たちの欠かせない本質」としての「学び」の姿があります。それは「楽しいから学ぶ」「感動するから学ぶ」「知りたいから学ぶ」というような学びです。

 私の大学時代にドイツ語の先生が、哲学者のエルンスト・ブロッホの墓石には、「考えるとは踏み越えることだ」と刻まれているという話をしてくれたことが、今でも心に残っています。「学ぶということはいろいろな限界をのりこえていくこと」なのです。
 是非、これからも一緒に学び続けましょう。
 皆さんとの出会いを心待ちにしています。
「前期選抜の合格発表をする」