「いただいた優しさとその向こうにつながる人びとに感謝する」
Posted by 蘇南高等学校長.
2021年02月17日13:32
今日は、3月に卒業する生徒たち全員に、地域からのプレゼントとして「檜製の箸」をいただきました。
木曽地方子ども会育成会等連絡協議会の皆さんのご厚意です。協議会を代表して、岡本南木曽町青少年育成連絡会長さんが来校し、60人分の箸を届けてくださいました。岡本さんが袋を開けただけで、まだ箸が入っているセロファンを開封していないのに、校長室は、檜のすがすがしい香りに包まれました。檜の力は大きいのですね。
この箸を製作したのは、田立地区にある可児工芸さんです。この会社は、満洲開拓の壮絶な引き揚げ体験をくぐりぬけ、郷里に帰還した後、懸命に生きてきた可児力一郎さんが経営しておられます。今年度、校長講話にて私が満洲開拓の歴史を全校生徒に話し、可児さんも一緒にメッセージを語りかけてくれたのでした。その可児さんが作ってくださった箸なのです。それを同じく田立地区にある障がい者就労支援施設のひだまり工房の皆さんが、丁寧に箸を包装してくださいました。
こうして協議会の皆さんの優しさとともに可児さんやひだまり工房さんの温かさも含めて、この卒業記念品をいただけるのでした。蘇南高校で学んだことで、生徒たちは、優しさのリレーに思いをはせつつ、この「檜の箸」を感謝の思いと共に受け取っていきます。
そしてやがては、うちの生徒たちが、今度は優しさのリレーを作り出す当事者になってくれるのでしょう。
木曽地方子ども会育成会等連絡協議会の皆さんのご厚意です。協議会を代表して、岡本南木曽町青少年育成連絡会長さんが来校し、60人分の箸を届けてくださいました。岡本さんが袋を開けただけで、まだ箸が入っているセロファンを開封していないのに、校長室は、檜のすがすがしい香りに包まれました。檜の力は大きいのですね。
この箸を製作したのは、田立地区にある可児工芸さんです。この会社は、満洲開拓の壮絶な引き揚げ体験をくぐりぬけ、郷里に帰還した後、懸命に生きてきた可児力一郎さんが経営しておられます。今年度、校長講話にて私が満洲開拓の歴史を全校生徒に話し、可児さんも一緒にメッセージを語りかけてくれたのでした。その可児さんが作ってくださった箸なのです。それを同じく田立地区にある障がい者就労支援施設のひだまり工房の皆さんが、丁寧に箸を包装してくださいました。
こうして協議会の皆さんの優しさとともに可児さんやひだまり工房さんの温かさも含めて、この卒業記念品をいただけるのでした。蘇南高校で学んだことで、生徒たちは、優しさのリレーに思いをはせつつ、この「檜の箸」を感謝の思いと共に受け取っていきます。
そしてやがては、うちの生徒たちが、今度は優しさのリレーを作り出す当事者になってくれるのでしょう。
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