「合格通知書の書類を減らせないか・完結編」

 合格通知書の中に40種類以上の文書が詰め込まれているものを改革したいと、つぶやきました。
 各係の教職員の総力を結集して、次のような形になりました。

(1)入学手続きについて、何を、いつまでに進めていただきたいというお願いの文書が、これまでは何種類にも分かれていたのを、「1種類の文書(マスター通知)」にまとめました。
(2)提出用紙や補足説明には、「別紙1」「別紙2」のように通し番号をつけ、「マスター通知」を見ればすべての文書の全体像がわかるようになっています。
(3)事務室からの授業料・学校徴収金関係の書類はまとめて封筒に入れるなど、小分けの封筒を作り、カテゴリーを明確にしました。
(4)縦割りの仕事を改革し、生徒・保護者からみて同じような内容のものは同一の文書にまとめました。(たとえば授業料の書類と学校徴収金の書類など。)

 このようにして、20種類くらいあった通知を「ひとつの通知」にまとめ、あとは提出用紙(またはそれらが入った小分けの封筒)が重ねられた書類群になりました。入学手続きは膨大になることが避けられないのですが、少しでも生徒・保護者にとって見やすくなるように精選できたように思います。

 教職員は何度も書類を作っては修正し、とても大変な思いをしたのですが、一度苦労すれば、あとに続く者の土台になれます。書類の厚さは、40%のダイエットになりました。
 花丸を、もらえるでしょうか。
「合格通知書の書類を減らせないか・完結編」