「対話によって授業の構想をねりあげる」

 明日の始業式を前にして、今日の午前中は、職員研修会をおこないました。テーマは「開拓者精神を育む授業を創造する」。

①校長からの報告:フィンランドの教育から学ぶこと
➁藤城先生からの授業実践報告:生徒が学んだ軌跡をふりかえって自己評価する授業
③校長からの再度の問題提起:「蘇南版ラーニングコンパス(新しい生徒育成指針案)」にある力を育む授業の方法
④ワークショップ:各自の授業構想を交流しながら、実現したいことと乗り越えるべき課題を対話によって明確化する


 今、私たちが育みたいと思っているのは、「他者の声のすばらしさに気づく力」であるとか、「学んだことが未来につながることを想像する力」などです。そのために授業をどのように創造するのか。このことを教員集団として語り合っていく高校でありたい。

 「対話をしましょう」「対話が大切です」…そう先生方が語っているのを、今日は何度も聞きました。一方的に教え込むのではなくて、生徒の皆さんが学ぶ充実感を味わえて、そこでの達成感を教員に応答してくれるような「対話」のある授業を目指すのだということが、蘇南高校の学風になってほしいと私は思います。
 「チーム蘇南」として、組織的に、授業改革にチャレンジする年にしていくつもりです。
 
「対話によって授業の構想をねりあげる」