「今年の私たちには休業を乗り越えてきた知識と経験がある」

 生徒総会が開かれて、令和3年度の事業計画や予算が議決されました。
 そして蘇峡祭実行係長の前原さんから、今年の文化祭のスローガンは「Link」とすることが発表されました。このコロナ禍の中だからこそ、校内の仲間たちで、そして生徒と家族、そして地域の方々とが、つながりあう文化祭にしたいのだという思いが、このスローガンにはこめられています。
 
 私からも生徒の皆さんに語りかけました。
 コロナ変異株の猛威が迫るこれからの日々は「ブリコラージュ」(目の前の壁を自分の今持っている知識と経験で乗り越えること)の連続になるだろうけれど、一緒に頑張っていこう。
 せっかく準備したことが変更を余儀なくされることがあるだろう。時にはかなり大幅な変更を余儀なくされて、精神にダメージを受けることがあるだろう。でも必死に「ブリコラージュ」をしていけば、いつか道は拓ける。私たちにはその力がある。


 昨年度の今頃を振り返ってみると、部活動編成も生徒総会もできないまま、臨時休業に突入していました。今年はとにかく動き出している。
 そして休業を乗り越えてきた知識と経験が、今の私たちにはあるのです。

「今年の私たちには休業を乗り越えてきた知識と経験がある」