「いくつもの課題を同時並行で進める」

 昨日は、万一の事態に備えてのオンライン教育の環境整備を行いましたが、職員会ではそれと並行していくつかのことを進めていこうと確認しました。

(1)グランドデザインを刷新する。とくに「生徒育成方針」(このような生徒を育てたいという目標)は、このコロナ禍を乗り越えてくるなかで、従来の観念的なものから具体的なものに焦点化してきています。それをグランドデザインの核にしようと考えています。
(2)大学進学に向けての支援体制をブラッシュアップするために、家庭学習と授業・補習とのサイクルをより明確にしていくことに取り組みたいと思います。
(3)就職の支援については、来月に木曽地域の企業・団体の方々を本校にお招きし、校内で企業説明会を大規模に開催することを企画しています。
(4)探究学習を支えていただく地域連携のコンソーシアムに、これまでの南木曽町の方々に加え、大桑村と中津川市の方々にも入っていただき、生徒が地域で学ぶフィールドを拡大していくことを計画しています。

 これらはすべてつながっていて、「未来の自分」を豊かに「想像」することを楽しみ、それを「創造」(現実化)につなげていくというコンセプトです。その際、多くの他者と対話し、心動かされる経験をし、やがて他者のために何かをしようと思考し、行動していってほしいと思うのです。

 今日は、大桑村のコンソーシアム委員について打ち合わせのアポをとり、就労支援について「ともに」さんと打ち合わせをし、中信地区校長会に向かいました。
 明日からは生徒たちがインターハイ予選に向かいます。
「いくつもの課題を同時並行で進める」