「教職員の1回目のワクチン接種が完了する」

 南木曽町は、新型コロナウイルス感染症対策のワクチンについて、高齢者・医療・介護関係者の次に、保小中高の教職員についても優先接種をしてくださっています。
 学校は、教職員が感染したときに、クラスター化するおそれが高いと言われていますから、本当にありがたい措置です。蘇南高校の教職員は3グループにわけて接種を進めてきましたが、第1回めの接種を7月10日(土)の夕方に完了しました。皆さんの接種を見届けて、最後は私が注射を受けたのです。

 一度に大量の人々を会場に迎え入れ、短時間で効率よく、しかも密にならないように、問診・説明・接種・事後観察を進めるために、膨大な方々が週休日を返上して働いておられることに、本当に頭の下がる思いでした。南木曽町役場に勤務している教え子たちからも声をかけられました。
 町の皆さんから支えていただいたことに、これから別の形でお返しをしていきたいと強く決意したのでした。

 接種部位の痛みの副反応を、何人かの職員がもちましたが、大きなものはありませんでした。私自身は何もありません。
 市町村によっては、生徒たちも接種を受け始めています。

 集団免疫を獲得する道が、少しずつ見えてきているように思います。
「教職員の1回目のワクチン接種が完了する」