「全国工業高校長協会の研究校会議に参加する」
Posted by 蘇南高等学校長.
2021年08月04日18:14
本校は、全国工業高等学校長協会(全工協)の評価手法実践研究校に指定されています。昨年度からの取組で、2年目になります。
高校の学習の「評価」(成績)は、従来はともすると定期考査の点数だけで付けられてきました。確かに試験の結果というものには客観性があり、歴然とした数値であるわけですが、一方で、生徒の学びの努力を試験だけで判断するのは、ある特定の角度からだけの評価にすぎません。
本校では、昨年度から「アセスメント」(まとまった期間の学びの記述式振り返り)や「ルーブリック」(単元ごとの学びの記号式振り返り)を、工業科を中心に複数の教科で取り入れています。それによって試験の点数の一発勝負ではなく、学びのプロセスを丁寧に評価することを心がけています。それによって生徒一人ひとりが、自分の学びに自信をもってもらえればと願っています。
その評価研究について率先して進めている全国の5校の校長・研究主任がオンラインでつながって、今年度の計画について報告をし、質問・意見を交流し合ったのが、今日の会議でした。全国の先進的な取組について伺うことができる、またとない機会です。反転授業をしている高校もありますし、生徒が自分の学びを振り返るときの自己評価の精度を高める工夫をしている高校もあります。
南木曽から全国につながりながら、自分たちの教育を鍛えていくことの大切さを改めて感じた一日でした。

高校の学習の「評価」(成績)は、従来はともすると定期考査の点数だけで付けられてきました。確かに試験の結果というものには客観性があり、歴然とした数値であるわけですが、一方で、生徒の学びの努力を試験だけで判断するのは、ある特定の角度からだけの評価にすぎません。
本校では、昨年度から「アセスメント」(まとまった期間の学びの記述式振り返り)や「ルーブリック」(単元ごとの学びの記号式振り返り)を、工業科を中心に複数の教科で取り入れています。それによって試験の点数の一発勝負ではなく、学びのプロセスを丁寧に評価することを心がけています。それによって生徒一人ひとりが、自分の学びに自信をもってもらえればと願っています。
その評価研究について率先して進めている全国の5校の校長・研究主任がオンラインでつながって、今年度の計画について報告をし、質問・意見を交流し合ったのが、今日の会議でした。全国の先進的な取組について伺うことができる、またとない機会です。反転授業をしている高校もありますし、生徒が自分の学びを振り返るときの自己評価の精度を高める工夫をしている高校もあります。
南木曽から全国につながりながら、自分たちの教育を鍛えていくことの大切さを改めて感じた一日でした。
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