「短縮日課で整理テスト・進路ガイダンスを行う」

 完全オンライン授業の日々の中で、今日は登校日でした。
 部活動も一切なく、午後2時台の電車・バスで帰宅する短縮日課で、1・2年は整理テスト、3年は進路ガイダンスを実施しました。本来は先週の夏休み明けの最初の登校日で実施するはずだった内容です。

 朝、昇降口に立って、登校してくる生徒たちに声がけをしました。校舎に生徒の皆さんの声がどんどん満ちていくのが感じられて、感無量になりました。
 3年生で就職試験を控えた生徒のみ、特別に夕方まで残り、履歴書を仕上げる学習をしています。こちらは9月中旬の就職試験スタートまであと少し。試験準備の追い込みの時期です。

 本校は南木曽町のご支援をいただきながら教職員のワクチン接種を完了させています。木曽地域は各自治体で高校生のワクチン接種も進んでいます。2回目の接種ではやはり発熱するケースがしばしば見受けられ、今日はそのための欠席者が何人かいました。
 苦しい思いと引き換えに免疫を獲得しようとしている生徒の皆さんに、心からエールを贈りたいと思いました。(もちろんワクチンを打たない選択というものも保障されねばなりません。)

 明日から再び完全オンライン学習に戻り、様子を見て大丈夫そうであれば、週の後半については対面授業を再開させようと思っています。

(写真は、本校の校舎のある伊勢山の山頂の向こうに築かれた森林鉄道の素掘りのトンネルです。昭和初期に人々の力でつくられたものが、今もなおひっそりと残っています。トンネルには必ず出口があるという思いを込めて、今日はこの1枚にします。)
 「短縮日課で整理テスト・進路ガイダンスを行う」