「汗を流して幸せを作り出す」その2

 火曜日の「ハピネス・チャージ」と題したボランティア活動の続きのレポートです。

 新しく発足した生徒会執行部の公約の一つは、ボランティア活動などをつうじてもっと地域の人々とつながる学校にしたいということでした。今回は、日課変更をして1・2年生全員の活動の時間をつくりました。これが放課後や休日の自主参加の活動に展開すればいいと願ってのことです。

 南木曽町交通安全協会さんのご協力をいただき、川向・天白・沼田地区のカーブミラーの清掃を生徒たちが行いました。普段、多くの人々が当たり前に利用しているカーブミラーが、実は大人の地道な努力によって維持されているということを知りました。
 天白区長さんにご協力をいただき、天白公園一帯の落ち葉拾いとガードレール磨きを行いました。ここに最も人数が必要でした。生徒の通学路でもあり、南木曽町の大切な観光地でもある天白公園が、とても美しい景観になりました。長年の風雨にさらされて黒くなったガードレールが真っ白くなったのです。「日本で最も美しい村連合」の景観を生徒たちが守ることができました。

 学校に戻ってきた生徒たちは、「疲れたけど楽しかった」と一様に語っていました。
 社会の中で活動したあとの「心地よい疲労」というのは、「大人」の大切な感覚です。
「汗を流して幸せを作り出す」その2