「修学旅行3日目の長崎はかなり寒かった」

 今日は、修学旅行の3日目でした。
 木曽谷はやや寒かったものの日差しもときどきさしこみ、おだやかな一日でしたが、長崎はかなり寒い一日だったようです。

 午前中はゆっくり九十九島パールシーリゾートで、水族館のバックヤード研修も含めて楽しみました。生徒たちは職員の皆さんにたくさんの質問をして、熱心に「いのちを育む」仕事の様子を学んでいました。

 午後に長崎市内に戻り、出島に行ったのですが、寒さに震えあがって早々にバスの中へ。火山の地熱で温まることを期待して雲仙地獄に行ったのですが、雲仙岳はガスで何も見えず、強い雨が降ってきて足蒸し体験どころではなくなり、さらに人生初の強烈な硫黄臭に、気を失いそうになりながら退散した(!)のでした。
 でも雲仙の噴火や土石流災害は、同じく土石流災害に見舞われてきた木曽谷に住む私たちにとって他人事ではありません。災害をもたらす過酷な自然は同時に恵みの自然でもあります。そんなことを感じながら雲仙の温泉旅館に泊まってほしいと思います。

 とまれ、厳しい気候条件であったにもかかわらず、発熱者も出ず、全員元気に宿泊しています。(しかし万一発熱者が出た場合に備えて、私たちは何通りかのシミュレーションをたてています。)
 いよいよ明日は最後の一日です。
 思う存分旅を楽しんでほしいと、西の空に向かって祈ります。
「修学旅行3日目の長崎はかなり寒かった」