「木曽郡の小中学校保護者の皆さんと教育について語り合う」
Posted by 蘇南高等学校長.
2021年11月17日22:24
今日は、とても忙しく、また充実した一日でした。
午前中の授業について、本校の保護者の皆さんや地域の中学生に公開をしました。中学校の授業があるなかで、多くの生徒さんに来校していただき、感激しました。
それと並行して、木曽郡PTA連合会・子育て委員会の皆さんが本校を訪問してくださったのです。
昨年度、高校再編について木曽郡の2校をどうしていくかという議論をしているとき、前会長の千村さんが「小中学校の保護者が木曽の2校のことをあまり知らないので学校を訪問する機会をつくりたい」と提案してスタートした企画を、現会長の藤原さんが引き継いでくれました。
昨年度、蘇南高校に来てくださった保護者は18名でしたが、今年度は31名に増えました。なんと嬉しいことでしょうか。昨年度に引き続いて参加してくださった方が何人もいます。「昨年からどのくらい進化しているか、是非、ご覧ください!」と始めました。
まずは私が「蘇南高校の学校づくりの方針」と「中学生・高校生の学びのありかたについて考えていること」をお話しました。久しぶりの対面のレクチャーなので、ついつい嬉しくなって熱が入ってしまいます。――①中等教育のキャリア教育で身につけるのは「人生のスタンス」であって、具体的な職業が早くに決まるわけではないこと、②スペシャリストのみが理想視される風潮があるけれども、大切なのはジェネラリストであること…などをお話しました。
ついで3年生の防災について探究している生徒が中間報告をしました。――①麓の地区から学校への避難路の開設が、どのような壁を乗り越えて実現したか、②生徒主導で本校の防災訓練をどのように改革したか、③これからの避難所のあり方の改革をどのようにプランニングしているか…について生徒も熱く発表しました。
授業を参観した後に保護者の皆さんのグループ・ディスカッションがあり、最後にその内容をみんなで共有しました。
「もっと中学1・2年生や木曽郡の北部にも学校の様子を広報した方がよい。」
「小川校長が退任した後、今の学びの方向性はどうなるのか?(!)」
「不登校や障がいをもった生徒への支援のあり方はどうなのか?」
色んな質問をさらにいただき、それに応答しながら対話を深めたのでした。子どもたちのいのちを育むための高校はどうあるべきかについて、とても熱く語り合ったひとときになりました。
PTA連合会の皆さん、本当にありがとうございました。
これからも親しくおつきあいさせてください。
蘇南高校をどうかよろしくお願いいたします!

午前中の授業について、本校の保護者の皆さんや地域の中学生に公開をしました。中学校の授業があるなかで、多くの生徒さんに来校していただき、感激しました。
それと並行して、木曽郡PTA連合会・子育て委員会の皆さんが本校を訪問してくださったのです。
昨年度、高校再編について木曽郡の2校をどうしていくかという議論をしているとき、前会長の千村さんが「小中学校の保護者が木曽の2校のことをあまり知らないので学校を訪問する機会をつくりたい」と提案してスタートした企画を、現会長の藤原さんが引き継いでくれました。
昨年度、蘇南高校に来てくださった保護者は18名でしたが、今年度は31名に増えました。なんと嬉しいことでしょうか。昨年度に引き続いて参加してくださった方が何人もいます。「昨年からどのくらい進化しているか、是非、ご覧ください!」と始めました。
まずは私が「蘇南高校の学校づくりの方針」と「中学生・高校生の学びのありかたについて考えていること」をお話しました。久しぶりの対面のレクチャーなので、ついつい嬉しくなって熱が入ってしまいます。――①中等教育のキャリア教育で身につけるのは「人生のスタンス」であって、具体的な職業が早くに決まるわけではないこと、②スペシャリストのみが理想視される風潮があるけれども、大切なのはジェネラリストであること…などをお話しました。
ついで3年生の防災について探究している生徒が中間報告をしました。――①麓の地区から学校への避難路の開設が、どのような壁を乗り越えて実現したか、②生徒主導で本校の防災訓練をどのように改革したか、③これからの避難所のあり方の改革をどのようにプランニングしているか…について生徒も熱く発表しました。
授業を参観した後に保護者の皆さんのグループ・ディスカッションがあり、最後にその内容をみんなで共有しました。
「もっと中学1・2年生や木曽郡の北部にも学校の様子を広報した方がよい。」
「小川校長が退任した後、今の学びの方向性はどうなるのか?(!)」
「不登校や障がいをもった生徒への支援のあり方はどうなのか?」
色んな質問をさらにいただき、それに応答しながら対話を深めたのでした。子どもたちのいのちを育むための高校はどうあるべきかについて、とても熱く語り合ったひとときになりました。
PTA連合会の皆さん、本当にありがとうございました。
これからも親しくおつきあいさせてください。
蘇南高校をどうかよろしくお願いいたします!
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