「ポッドキャストの『キソラジ』に出演する」

 木曽町の地域おこし協力隊員の服部さんが制作している「キソラジ」という魅力的なポッドキャストがあります。

 ポッドキャストというのは、インターネット上で音声・動画を発信するメディアのことで、「キソラジ」はインターネット・ラジオと言えば、わかりやすいでしょう。
 服部さんが、木曽地域のさまざまな人を訪ねて、その仕事や趣味、人生観などを聞いていく、言わば木曽版「泰英(徹子のもじり)の部屋」が「キソラジ」なのです。

 上松の田上さんからのリレーで私が出演することになり、50分ほど、蘇南高校の魅力とか、私の世界観といったことをお話しさせていただきました。聞き上手の服部さんに乗せられて(服部さんのせいにするなという声が聞こえてきそう…)、つい饒舌にしゃべりまくってしまいました。マイクとか照明を前にすると、ついアドレナリン全開になってしまうのでした。

 私の回はともかく、この木曽に暮らす人々の「声」を聞きだし、発信していく服部さんの仕事は、私が専門にしている歴史学で言えば、オーラル・ヒストリー(聞き取った歴史)の実践に通じるものがあります。「キソラジ」のラインナップを見ると、「ああ、あの人だ」というような発見がいくつもあって、興味が尽きません。
 本校の探究学習の大切なリソースになると私は思ったのでした。

 もしよろしければ、お聞きいただければ幸いです。
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