「蘇南高校のこれからについて地元市町村の皆さんと対話をする」

 今日は、令和3年度の「蘇南高校地元市町村協議会」を開催しました。
 地域高校としての蘇南高校を支えてくださっている南木曽町・大桑村から首長さんと議長さん、そして岐阜県中津川市も含めた3市町村の教育長さん、そして本校の同窓会長さん、PTA会長さんが勢ぞろいして、協議会から「カナダ語学研修旅行」への支援金を継続することを決定しました。

 長野県の高校再編の進捗状況や、私からの学校運営についての報告をした後、3年生の総合探究の防災班のプレゼンテーションを見ていただきました。南木曽町長さんから「毎年どんどん進化していることは、本当に見事だと思う」というお言葉を頂戴しました。

 そして今日の会のメインは、蘇南高校のこれからについての意見交換でした。
 皆さんからいただいたご意見の第一の柱は、蘇南高校の長所をさらにブラッシュアップしていくための視点にかかわることです。
〇「多様な人生設計ができる高校」という魅力は、蘇南ならではのものである。
〇生徒の総合探究は、「行政と住民」の間に「高校生」が入って「それまでできなかったことが実現した」という事例であり、すばらしい。
〇地元で就職するとか、一度外に出てもやがては地元に戻ってくるとか、外に出ても地元の親のことをいたわり続けるなど、「ふるさと」を大切にする生徒を育成してほしい。
…など、どれも蘇南高校の教育が大切にしていきたいことです。

 ご意見の第二の柱は、2校存続が決定した、次の段階への中期的展望を研究していこうということでした。それは地域のあり方とも関わるとても大きな問題になります。蘇南高校でも「将来像構想委員会」を立ち上げ、さらにいくつかのテーマごとにワーキングチームを作り、対話と研究を始めています。

 協議会を終えて、蘇南高校が地元市町村の皆様から、いかに愛され、大切にしていただいているかを、今までにも増して実感しました。
 どうしても世の中の議論は、都市部の目線からのものになりがちです。人口が減少しても、中山間地はそれぞれの魅力を湛えながら、大都市から離れて存続し続けます。そこには人々が懸命に生活をしています。
 私はあくまで中山間地の目線で物を考えていきたいと思っています。

「蘇南高校のこれからについて地元市町村の皆さんと対話をする」