「南木曽町のカレンダーに写真が採用される」

 趣味の登山をしては、道のりの風景をスマホで撮影しています。あとで見返しては、心和む「復習」ができるところが登山の写真の面白いところです。

 「歴史とひのきの薫る里 南木曽町 2022 カレンダー」がこのほど完成し、なんと私の写真を採用していただきました。4月のカレンダーの1枚の写真が、「蘇南高校から見える南木曽岳」。そして7月のカレンダーが、すべて私の「田立の滝」に関係した3枚の写真です。最も雄大な「天河滝」と大絶壁の「不動岩」、そして山の上にある森林鉄道跡の「素掘り隧道」を撮影しました。真夏のすさまじい暑さの中、フラフラになりながら登山をしたのでした。
 論文のほかに、戯曲やエッセイや詩が活字になったということはありますが、写真が掲載されたということは生まれて初めての経験で、まさに舞い上がっています。早く7月よ来てね、早く歳をとりたい…と。
 
 校長室には2020年版のカレンダーが掲げられています。12月のカレンダーの写真は、冠雪した伊勢山(読書発電所や蘇南高校の背後の山)の壮麗な美しさをとらえた1枚です。山の輪郭にそって冬の雲がかかっていて、山の大きさが2倍になっているのですね。うまいなあと眺めています。   
 時々刻々と変化していく世界の一瞬の美しさをとらえられるよう、私も心に余裕をもっていきたいと思っています。
 
「南木曽町のカレンダーに写真が採用される」