「春日和のお茶会を満喫する」

 昨日の放課後、茶道部の皆さんが「春日和のお茶会」を催してくれました。
 新学期がスタートしたこの時期に、「先生への日頃の感謝を込めてお茶会を開きたいと思います」という招待状をいただき、私も心をときめかせながら、参加しました。

 会場となった休養室には、ヒメシャガと山吹の花が美しく活けられ、さわやかな春の風が吹き込んでいました。日頃、茶道をご指導いただいている小島先生のもと、生徒たちが頑張ってお茶会を進めていきます。

 静けさのなか、柄杓を茶釜に置く音、お湯が茶碗に注がれる音、茶筅をまわす音、沸騰する湯が水を足すことによって止まる瞬間など、ひとつひとつの音の変化が大自然のなかに響くかのように、心にしみてきます。お茶会とは、何と心が洗われるひとときなのでしょうか。
 もちろん生徒たちの動作の美しさが茶室の空気を澄み渡らせています。

 感動とともに、おいしいお菓子とお茶をいただいたのでした。
 茶道部の皆さん、小島先生、本当にありがとうございました。(また行きたいな。)

「春日和のお茶会を満喫する」