「鳥のまなざしで自分たちの学校をみる」

 同窓会副会長の古根さんからとても面白い写真をいただきました。
 南木曽岳の中腹からドローンで撮影した蘇南高校と木曽川の風景の写真です。

 この写真を見ると、いくつもの再発見があります。大正時代に電力王・福澤桃介(福澤諭吉の娘婿)が建設を命じた「桃介橋」(重要文化財)は、木曽川の最も広くなっているところに、さらに斜めに架けられており、壮大なスケールの木造吊り橋だということがわかります。長大な橋を建設したのは、福澤桃介自身の意志によるものだと伝えられています。
 そして渓谷に立地する南木曽町のなかで、蘇南高校が、格段に広く日当たりのよい土地を提供されて創設されたこともわかります。丘の下の南木曽中学校と比較しても、本校のスケールの大きさは明らかです。

 古根さんからいただいた写真により、桃介橋と蘇南高校が一望できる「鳥のまなざし」を体験することができました。
 校長室には各時代の蘇南高校の写真(ヘリコプターからの撮影)が並べられています。そこにこの1枚も加わりました。
「鳥のまなざしで自分たちの学校をみる」