「コロナ禍をのりこえてクラスマッチを実現する」

 新緑が美しい世界の中で春季クラスマッチをおこない、ゴールデンウィーク前の楽しい一日を過ごしました。
 体育委員会の皆さんは、とても工夫したクスマッチを企画しました。感染予防のためにボールなどの共有物のない運動会レクリエーション形式にすること。2・3年生は学年の枠をこえて親しくなるために、月組・花組・星組・雪組にタテ割編成をすること。1年生はクラスの親睦を深めるためにクラス単位の出場とすること…などなどです。
 天気に恵まれ、和やかにスポーツを楽しむ生徒たちの笑顔が、輝いていました。

 閉会式で体育委員長の松瀬さんが、「ようやく晴れてグラウンドでクラスマッチができました」と感慨を語ってくれました。これまでクラスマッチのときはいつも雨だったのです。「コロナ禍であっても行事を減らさないという方針をとってくださり、校長先生、ありがとうございました」とも。――クラスマッチができたのは生徒の皆さんの力なのに、私にまで温かなことばをもらって感激でした。

 しめくくりの「校長先生のことば」では、こんなことを話しました。
 「皆さんに提案があります。秋季クラスマッチは、おもいきり過酷な『登山クラスマッチ』にしてみませんか。上の原コースから南木曽岳の山頂に登って蘭(あららぎ)コースに下り、本校に戻ってくる。早い人ならば7時間、遅い人は10時間もあれば完歩出来る。平均タイムを競います。楽しいよ。」
 初めて校長挨拶でブーイングが巻き起こりました。(楽しいと思うんだけどな。)
「コロナ禍をのりこえてクラスマッチを実現する」