「3年生の進学向け補習体制の計画をたてる」

 GWが明けて、今週末からインターハイ予選の中信地区大会が本格化します。県大会に進むことができない場合には、部活動から引退することになります。もちろん文化系クラブの生徒は文化祭まで続けますし、インターハイを目指して頑張り続ける生徒も出てくるでしょう。
 しかし本校では、地区大会を一つの区切りとして、進学補習体制を開始します。今日は、その打ち合わせを進路指導係の先生方と行いました。

 具体的には、希望者に対して、朝・放課後・土日の補習を計画的に進めていきます。さらには長期休業の補習、受験直前の特編授業を行います。高校生向けの受験産業が少ない中山間地の学校なので、「学校の中で受験勉強がひととおりできること」が本校のモットーです。
 昨年から「〇月までには□□の単元の復習を終了させる」という計画を教科担任全員にたててもらい、受験本番までに余裕をもって全範囲の受験勉強を進められるようにしています。

 生徒たちの多様な進路希望について、それぞれの第一志望がかなえられる学校でありたいと思っています。この補習体制に参加する生徒は、3学年全体の3分の1くらい。他の生徒には、就職試験合格に向けてのメニュー、専門学校・短大の試験合格に向けてのメニューが組まれることになります。
 都市部で言えば四つくらいの高校にわかれる生徒が、本校では同じ屋根の下でいきいきと学んでいます。私たち教職員は、その多様な生徒のひとりひとりのキャリア実現を精一杯応援していきたいと考えています。

「3年生の進学向け補習体制の計画をたてる」