「校長自ら実験台になる」

 文化祭の時に行った総合探究中間発表会のなかに、疲労を回復してメンタルをリフレッシュする方法を探究している生徒たちが「入浴剤」を試作したという発表がありました。
 炭酸ガスとともに疲労回復の香りが出るというもので、発表会の時には洗面器に入れたお湯に試作品を投入して実演をしてくれました。

 温泉マニアの校長とするとじっとしていられません。
 「今度、1個譲ってくれませんか? 実験台になりますよ。」
 すると校長室に担当の松沢先生が「生徒たちからです」と特大(!)の入浴剤ボールを持ってきてくれました。「おおっ!」

 早速、単身赴任の住宅の浴槽に投入すると、これが実に快適!
 私は某社の製品「〇ブ」が好きなのですが、類似品の中には発泡する時間が短かったり、発泡の勢いが弱かったりするものもあります。ところがこれは、実に泡の勢いがよく、長時間持続します。(特大なのだから当たり前!)
 生徒たちは、今後、地域の特別な香りを利用した入浴剤開発を目指すとのこと。

 「いくらでも実験台になります」と私はワクワクしています。

「校長自ら実験台になる」