「生徒会長選挙の立候補演説を英語で行ってみる」

 今日の「コミュニケーション英語Ⅱ」の授業でパフォーマンス・テストを行いました。
 題して“The election of student council president”。二人でペアを組み、ひとりが生徒会長選挙に立候補した時の公約を、もう一人が候補者の応援演説をするという課題です。
 二人は廊下から拍手の中を教室に入場して教壇の上に立つというところから始めます。アイコンタクトや気の利いた表現を織り込みながら、英語のスピーチを繰り広げていきます。
 
 「修学旅行の行き先を海外にする」「校則の改訂」のふたつが特に大きな話題でした。なかには「自動販売機の利便性を高める」という公約もあり、なるほど。
 
 スピーチのあと聴衆から英語で質問を受けるのですが、これがまた鋭いところをついています。「(校則の改訂公約に対して)それにともなうメリットはそれだけですか?」「服装を自由化すれば、かえって私たちの負担が増えるのでは?」などなど。

 いつの間に生徒たちは、こんなに英語のスピーチが上手になったのだろうかと感心させられました。
 なかにはとても流暢で美しい発音でスピーチする生徒もいて、びっくりしました。
 今年度のカナダ語学研修には何とかして行かせたいなあと、コロナ第7波の只中に改めて切実に願ったひとときでもありました。
「生徒会長選挙の立候補演説を英語で行ってみる」